第一回オークションリザルツ 注目のマテリアル結果(2)

第一回オークションでは、外国切手関係にも多くの札が入りました。
当オークションの強みである、ロット全ページスキャンにより、ネットで細部迄下見できることが多くの入札につながったのかもしれません。
特に、場で競りに競ったのは以下のロットです。



Lot.79 
Start ¥15,000⇨ Sold ¥115,000

仏領コーチンシナ、仏領インドシナ、フランス在中国郵便局コレクション、ストックブックに1000枚以上、BOB含めたゼネラル最初の3枚のスコットカタログ値だけで合計1万円。中盤にもカタログ値7000円のフランス革命共通図案切手セット5種などが含まれる。仏領インドシナについては、なるべく未使用で、無理なものは使用済みで完集を目指したコレクションで、航空・公用・不足料といったBOB(back of the book)含めてよく揃う。特筆すべきはゼネラルコレクションであるにも関わらず製造面研究のため、同一切手を複数貯めていることで、マージン付き、ガッターペア、シェードバラエティ、消印バラエティなどが楽しめそう。ペタン政権下、第二次大戦後もよく揃う。
フランス在中国郵便局は、PAKHOI,CANTON, TCHONKGKING, YUNNANFOU, HOIHAO, KWANGCHOWAN, MONGETZEUが含まれる。
綺麗なストックブックに保存されており、表うらともに状態は綺麗。





















写真は一例です。ネットカタログをご覧いただくと、ストックブックいっぱいに詰まったインドシナコレクションであることがわかると思います。日本でこれだけ揃った収集が出てくることは稀で、一枚一枚購入するよりも遥かにお得だったのではないでしょうか。
外国切手の需要は実は多いような気もします。