[第3回オークション出品物PickUp]月に雁:その製造面収集をする絶好機

Lot 202〜209 最低値:20,000〜85,000円 全て変種の存在するシート

昔、高価で、今暴落した切手の代表のように言われている「月に雁」。綺麗なシートであったとしても現在の価格は一万円前後なのかもしれません。しかし逆転の発想をすれば、未使用シートを買い集めて、製版を解明することができる好機とも言えます。

今回のロットはそのような研究の上澄み部分だけを集めました。一番のバラエティは、Lot.203のpos.4の版欠点です。出品者はこれを貼り合わせ工程以前の欠点と推定していますが、いずれにせよ、ここまで大きな欠点がある切手をそうたくさん製造したとは思えませんので、この版により製造された切手は少ないと考えられます。

そのほか、画像をじっくり拡大してごらんください。