呉鎮守府構内 とても鮮明

Lot 10                     最低値10000円



菊紫1 1/2銭貼 呉鎮守府構内42.5.17 后1-3 美麗紫印 →備前福山 42.5.28 日本海海戦第四周年記念絵葉書  


お祝い事の絵葉書。呉鎮守府構内で記念の色変わり紫印を使用しています。

絵葉書のルックスもとてもよく、1万円はお買い得です!

迫力の国体多数貼

Lot 154                   最低値5000円

 

国体水泳多数貼りカバー・11枚貼り
国体水泳(1948)11枚,年賀2円(1950)6枚、
櫛型印 櫛型印 高知 25 1 7
67円 ハワイ宛重量書状
国体5円の派手な多数貼です。最大多数貼ではありませんが、これだけ大きなブロックをゴロゴロ貼った使用例は少ないかと思います。

美麗な若松ボタ

Lot 7     最低値50,000円

小判葉書1銭大型ボタ印 若松21.4.15 い→岩代塩川4.15 ろ 岩代若松内国通運株式会社出張所差出 印影美麗























非常に印影の綺麗な若松ボタ。内国通運差出と、コレスポンデンスもバッチリです。今はボタ印が熱い時期ですから、これを機会に集めてみるのもいいかもしれません。第八次使用局で21.1.16日使用開始。初期の使用例です。

旧小判の不統一消

Lot.3   最低値25,000円
不統一印「淡路佐野」の押された旧小判2銭貼り書状。淡路島内使用。
旧小判2銭(1876) 目打9S(?) 不統一印 淡路佐野郵便局。二重丸 淡路・津名・八・三十・佐野 。淡路島内の書状。佐野郵便局は1876.7.15設置の五等局(明治9年)2銭切手は1879年に青味紫に改色される。虫なめあり












小判葉書の不統一はたまに見かけますが、小判切手のそれは簡単には見つかりません。小ぶりで収まりの良い美麗なエンタイアです。

沖縄における通信教育

Lot 192     最低値10,000円
琉球 第2次普通50銭単貼通信教育郵便 玉城57.2.14 琉球大学研究普及部 

同時代の通信教育は同一コレスポンデンスのみ存在で希少

琉球での通信教育は、おそらく30通はないと思います。貼り合わせは今回出品の第二次普通唐じし50銭単貼。他にはドル時代に入ってからの日本宛しかみたことありません。郵便量の少ない琉球のことですから、当然といえば当然かもしれませんが。

唯一の琉球内国コレスポンデンス。琉球大学宛です。
小局の玉城印、鮮明で良いと思います。

琉球初版-再販-不発行

Lot 187-189 琉球最初の正刷切手 初版から未発行第三版まで

第1次普通切手 不発行第三版 再販の上に編目印刷を加刷。ヒンジ跡なし極美品。日本関連地域切手カタログに不発行の記載あり。琉球側の切手印刷追加発注に際し、大蔵省印刷局が印刷、加刷を施したもので、最終的に不発行に終わった。出品者リーフによると『沖縄民政府より切手の注文を受けた大蔵省印刷局は、注文の枚数が余りに少なかったので間違いだと思い、注文枚数の10倍を印刷した。その誤印刷に際し、当時の日本で使用されていた高額の取引高税印紙と同様の網目模様を印刷し、次回の発注に備えていたが、図案改正の第二次普通切手が発行されることになり、最終的に不発行に終わった。』とある。日本においては取引実績が少なく、米国にいくつかの例が報告されている。青味斑点と赤味斑点の二種類があ る。初期の琉球フィラテリーにおける至高の品。

初版から第三版までがオークションで一度に揃うことは、まずありません。第三版がとても珍しく、市場に流通することがほとんどないからです。初版ロットは1円がかなり濃く、30銭は淡色なので、シェード的にも面白いです。10銭の銘付10枚ブロックがあるので、定常変種も抑えられます。一度に初版、再販、不発行を揃えるのもいいかもしれません。







オークションマテリアルのご紹介 宮古島paid印

Lot 182  琉球スタンプレス  最低値20,000円

料金収納印(スタンプレス)書留内容証明郵便使用例 宮古島22.7.1 宮古島局Paid印使用3円料金 宮古島局では戦前使用印顆を継続使用し、1947年当時でも昭和年号表記であった。 3円料金は宮古地区の料金 paid印使用例は稀少

宮古島局でのpaid印使用例は、航空便でよく知られていますが、内容証明とは驚きです。1947年当時も昭和年号で、22年となっています。鮮明で、大型な、希少な使用例です。
これまでに2通見たことがありますが、消印の状態は一番良いと思います。
果たして何通あるでしょうか。



オークションマテリアルのご紹介 新発見の戦後欧文印

Lot 160 月活字がローマ字の欧文櫛型印の郵便使用例。高知、神戸中央に次ぐ第3の使用局。新発見。郵便使用極希少 最低値20,000円


このタイプの消印は、郵便消印百科事典(鳴美)によると、式紙印として使用される消印で、郵便使用例は高知と神戸中央しか発見されていなかった。また両消印は金属印だが、この札幌の消印は日付活字などにゴム印の特徴を有しており、郵便使用としては新発見のタイプである。
1956 世界卓球記念切手 単貼、欧文櫛型 SAPPORO 26 V(?) 56 JAPAN。10円=印刷物料金(1951.12.1-1961.9.30)

戦後関係のコレクターの反響が大きかった裏表紙のマテリアル。新発見で、消印カタログにはこれまでに記載がありません。SAPPOROの新発見の使用例は鮮明で、記念印刷物単貼という素晴らしい組み合わせ。封書10円時期の記念切手コレクターにとっても決して無視できないマテリアルです。

オークションマテリアルのご紹介 菊支那字全種

Lot 46-63 在中国切手 未使用製造面バラエティ 5厘-1円 未使用

戦前日本ゼネラルコレクターの、支那字入りのストックに光を当てました。長年の収集は、どちらかといえば数をあつめたものでしたが、目打を分類すると、シェードもよく揃うことがわかりました。目打分類をしての出品です。残念ながらコンパウンドはありませんが、全てを買えば、一発で相当なコレクションが完成します。最低値すべてで6万円。ぜひふるってご入札ください。


オークションマテリアルのご紹介 菊10銭 在中国局の無加刷使用例

Lot.45 在中国局 無加刷 菊切手の在中国日本局における使用例。日専によるとごく少数しか報告されていない。初年度使用   
最低値30,000円


菊10銭、中型年号2字 SHANGHAI 99.MAR18 IJPO。YOKOHAMA, VANCOUVER経由バージニア州STAUNTON宛て外信書状。米国内でテキサスへ転送、到着印:TEMPLEITEX APR.14 1899。
在中国日本局では、手彫切手の一部や小判切手、記念切手も発売されたが、こと菊切手に関しては、1899年(明治32)の発行時には従来の小判切手の在庫が多く、また一年後の1900年(明治33)に支那字加刷切手が発行されたため、無加刷の使用例がほとんど報告されていない。 

在中国局のマテリアルとして、文句なしの珍品です。記述の通り在中国局での無加刷使用例は大変少なく、郵便史的にも、菊切手のコレクションにも貴重なマテリアルです。支那字切手のコレクションのフォアランナーとして切手展の作品に組み込めばワンランク上のコレクションが出来上がります。